2026年1月10日
/ 最終更新日 : 2026年1月9日
図書館豆知識 64
| 質問 |
今年は馬(午)年です。馬が登場する、子ども向けのおはなしはありますか。
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| 回答 |
馬が登場する子ども向けのおはなしを紹介します。
●絵本『ウマと話すための7つのひみつ』
河田 桟/文と絵 偕成社/刊
ウマは、ウマどうしだけにつうじる、ことばを話しているそうです。体の動きをみていると、ウマが何を伝えたいのかわかるようですが、風や光、におい、はだざわり、そういうもの全部を感じて、ウマは馬語を話していると、作者は書いています。
●絵本『エドワードとうま』
アン・ランド/文 オーレ・エクセル/絵 谷川俊太郎/訳 岩波書店/刊
エドワードは、マンションの12階に住んでいました。うまを飼いたいと思うのでが、マンションには、<いぬ ねこ おことわり>のサインが書いてありました。どうしても、うまを飼いたいエドワード。朝、学校へ歩いている時、しょうぼうしのマイクがいいことを教えてくれました。
●物語『バレエをおどりたかった馬』
H・ストルテンベルグ/作 菱木晃子/訳 さとうあや/絵 福音館書店/刊
馬は、いなかに住んでいました。ある日、旅のバレエ団にあった馬は、丘のむこうにある小さな駅を案内しました。列車が来る前、旅のバレエ団は、案内してもらったお礼に、馬にバレエを見せてくれました。その姿は、まるで鳥が舞っているようでした。感激した馬は、町のバレエ学校に入る決心をします。馬は、上手に踊れるようになるでしょうか。
●物語『お話を運んだ馬』から『お話の名手ナフタリと愛馬スウスの物語』
I・B・シンガー/作 工藤幸雄/訳 岩波書店/刊
この本は8編の短編が納められており、「お話の名手ナフタリと愛馬スウスの物語」は1番最初のおはなしです。
ナフタリは小さい頃からお話が大好きで、お母さんやおばあさんからたくさんお話を聞いて育ちました。ナフタリは大きくなると、車にたくさんの本を積んで、愛馬スウスに車をひかせて、人びとにお話を届けるようになりました。ナフタリとスウスは40年もの長い間、旅の先々でお話を聞き、本にし、語り続けてきましたが、やがてスウスとの別れが訪れました。
●物語『手品師・天下一の馬』から『天下一の馬』
豊島与志雄/著者 赤い鳥の会/編者 水野二郎/絵 小峰書店/刊
ある田舎の山里に、甚兵衛という馬方がいました。冬のある日、甚兵衛が馬をひいて街道のがけ下にきた時、長いしっぽがあり、さるのような顔をしたまっ黒な生きものが、馬のおなかを貸してほしいと言ってきました。その代わりに、馬の力を10倍にしてみせるというのですが。
その生きものは、悪魔の子でした。確かに馬は材木を山のように積んでも、軽々と運ぶのでした。冬の寒い間、馬のおなかの中でぬくぬくとしていた悪魔は、2月の末になって馬から出ようとすると、悪魔は大きくなって、馬の口からは出られなくなっていました。
●物語『西の果ての白馬』
マイケル・モーパーゴ/作 はいとうふみこ/訳 徳間書店/刊
5編からなる連作短編集。表題と同じ『西の果ての馬』は2番目のお話。
ゼナー村にある、イギリス、コーンウォール半島が舞台。ベルーナ家の人びとは何百年にわたって、飢饉や病、戦争や、不景気にもたえて生きのびてきました。ところが、今は破産寸前で、どうにも手のほどこしようがないところまできていました。
ベルーナ家の子ども、10歳のアニーと9歳のアーサーはある日、鉱山事務所のすみにある花崗岩の柱のたもとに、おじいさんが横たわっているのを見つけました。ノッカーという妖精のおじいさんは、助けたお礼に馬を授けてくれました。
短編集ですが、最初から順に5編読んだあと、つながりが明らかになります。
●物語『ケルトの白馬』
ローズマリー・サトクリフ/作 灰島かり/訳 ほるぷ出版/刊
イギリス、パークシャーの丘陵地帯に、全長111メートルにもおよぶ、巨大な白馬の地上絵「アフィントンの白馬」があります。歴史小説の名手サトクリフが、その地上絵は、誰が何故描いたのか謎に挑んでいます。
イギリスのブリテンが、まだローマ帝国に支配される前の紀元前1世紀。イケニ族の族長ルブリンは、家族や親友ダラとともに平和に暮らしていましたが、アトレバテース族の襲撃を受け、2人の兄、父を亡くします。族長の息子であるルブリンは、生き残ったイケニ族を守るために、征服者から、広大な丘陵に馬を描くことを要求されたのでした。
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