図書館豆知識 26

質問(1)

キンモクセイはよく見かけるが、ギンモクセイという植物もあると聞きました。ギンモクセイについて知りたいです。また、キンモクセイとの違いはありますか。

回答

ギンモクセイはモクセイ科のモクセイ属で、中国原産の常緑小高木です。ギンモクセイの変種にはキンモクセイの他に、アメリカヒイラギなどがあり、変種も含めて昔から各地で栽培されています。
樹高は3~6ⅿで、開架時期は9~10月、花の色は白色です。

名前の由来は、黄色い花を金色に見立てて「キンモクセイ(金木製)」と言われているのに対し、白い花を銀色に見立てて「ギンモクセイ(銀木犀)」と言われています。
ギンモクセイも甘い香りがしますが、キンモクセイほど強くありません。

参考文献

『葉形・花色でひける木の名前がわかる事典』(成美堂出版 発行)
『木の名前』(婦人生活社 発行)
『身近な樹木』(主婦の友社 発行)

 

質問(2)

弱っているカマキリを飼っています。元気にするには、何を食べさせたらよいか、教えてほしい。

回答

カマキリは、生きた虫を食べるので、生きた虫を取ってくるとよいです。
まだ、幼虫のカマキリは、ビンの中に果物(バナナなど)を入れて腐らし、ショウジョウバエがバナナに卵を産み付けるので、ウジから羽化したショウジョウバエが餌になります。

参考文献

『カマキリくん』(こぐま社 発行)
『飼育栽培図鑑』(福音館書店 発行)
『昆虫の生態図鑑』(学研教育出版 発行)

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