図書館豆知識 13

 

質問(1) 昔、11月3日(文化の日)に、今市町商店街で「おろち踊り」のパレードがあったが、「おろち踊り」はいつから始まったのか知りたい。
回答

昭和30年(1955年)、第1回出雲まつりがスタートし、昭和42年(1967年)に出雲の新しい歌として「おろち太鼓」が制作され、おろち踊りの列が商店街をパレードするようになりました。

市と商工会議所では、催しものなどで気分を盛り上げる歌がほしいと、新しい音頭やはやしを作る計画をすすめていたところ、「東京五輪音頭」で知られる宮田隆さんの作詞が取り持つ縁で歌が誕生し、歌に振り付けた踊りもできました。
昭和42年8月、歌手 都はるみを迎え、出雲市体育館で歌と踊りの発表会を行いました。

参考文献

『出雲市制最終年記念 市制63年の歩み あの日、あのとき』(出雲市 発行)
『想い出と飛躍』(出雲市施行50周年記念写真集出版会 発行)
『週報いずも No.553(昭和42年3月2日号)』(出雲市 発行)
『出雲市商工発展誌』(出雲商工会議所 発行)

 

質問(2)

ハムスターを飼っている。野生のハムスターに近い巣を作りたいが、野生のハムスターはどんな巣を作っているか?

回答

ハムスターの巣は、長さが1~1.5メートル、直径はハムスターの体がやっと通れるほどの狭いトンネルです。トンネルの中には、地下30~40センチのところにいくつかの部屋があり、エサを貯めておく部屋、枯れ草を敷き詰めたベッドの部屋、トイレの部屋などに分かれています。また、エサとなる昆虫などが落ちるトラップのような垂直に彫られたトンネルもあります。

ハムスターが土のトンネルを掘るところを観察するために、水槽に土を入れて、トンネルを掘らせてみましょう。水槽の外側を黒い紙で囲むと、ガラスに近いところにトンネルを作るのを観察できます。
水槽では掃除ができないので、丈夫な金属製のケージの中に、木製などの巣箱、トイレ、エサ入れ、給水器、そして回転車などを入れて飼いましょう。

参考文献 『ハムスターのかいかたそだてかた』(岩崎書店 発行)
『飼い方観察完全ガイド7』(学研 発行)
『ハムスター』(ポプラ社 発行)
『動物小鳥のかいかたそだてかた』(岩崎書店 発行)

 

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